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「父は新しいことばかりやっているイメージが強いかと思いますが、実は無類の古典好きです」 そうおっしゃったのは、歌舞伎役者の故・十八代目中村勘三郎氏のご子息である六代目勘九郎氏と七之助氏です。テレビで...
今日は一周忌のご法事がありました。 ご家族のほとんどが遠方のため、初めてお会いするご家族もありました。 その中に、50代くらいミュージシャンがおられました。 ジャンルはロック。 その世界では超...
2004年にニューヨークでの歌舞伎公演を成功させた故・中村勘三郎氏と一緒に活動したのが、舞台演出家の野田秀樹氏です。先日NHK特集でその時の様子が放送されました。彼が「伝統は面白い。面白いから伝統にな...
先日の報恩講での、ご講師の話にありました、 「年賀欠礼は不要」についてですが、ご紹介されたハガキの原文を一部修正して掲載します。 迎春 旧年中のご芳情にたいし 謹んで厚く御礼申し上げます。 ...
朝6時。 辺りはまだ闇に覆われていて、明かりのスイッチまでは、目が慣れるまですり足です。 このシーズンは、朝7時に登校する娘がホッカイロを取りに本堂へ入ってきます。 今朝は、玄関前でふと「ホ...
「火宅無常(かたくむじょう)」 という言葉をご存知でしょうか。 「火宅」はこの世のことです。 「無常」は永久に不変不滅のものは存在せず、 すべては変わり続ける、ということです。 なぜ...
先日、小学4年の娘の「校内マラソン大会」がありました。 普段の練習では1番だったそうですが、本番では3位。 久々に現場で応援出来ました。 以下、私の気づきです。 ああいう、本人たちが一生懸...
「恩」は大きな布団「口」に子どもが「大」の字になって寝ている姿に、心を付けた漢字だそうです。 インドの古代語では「クリタ・ジュニャーナ」。 意味は「なされたことを知る」だそうです。 昔、...
先日お墓でお勤めした時のこと。 ご当家の墓には「南無阿弥陀仏」と銘じられていました。 お勤めの後こんな話をしました。 「みなさん、お孫さんが『おばあちゃん、これどういう意味?』って聞か...
先日の報恩講は盛況でした。 ご講師によるご法話が終わった時、拍手が起こりました。 この拍手こそ、私たちのすがたそのものなのです。 つまり、 「いい話だった」「役に立つ話だった」という、...
12月5日は報恩講でした。 多分掃除は全部できたと思うけれど こんなに椅子を用意しても、どのくらいのお参りがあるかは、いつも分かりません。不安を顔に出さないように 今年はコロナの影響で「手作りの...
「寺報」ページよりお入りください。 先月号までの分は「寺報」⇒下部「さかのぼる」へお入りください。 子どもさんに先立たれた方の話です。 「まさか」と思うのは、思い違いで、 いつでも目の前に...
今日は本当に色々ありました。 ある人に誘われて毎月「市民大学の古典文学」に参加しています。月替わりで色々な作品(源氏物語、太平記、風土記などなど)に触れさせてもらうのですが、今月は『雨月物語』で...
5/22の日誌に載せた田植え時の女の子のところの田んぼを、再び通りかかりました。残念ながらお会いすることはできませんでしたが、こうして刈られたあとの風景を見ながら、「元気でやっているのだな」と感じ入る...
続けて葬儀がありました。 先月100歳の誕生日を迎えた方でした。生前の穏やかな人柄は、死も穏やかだったようです。特に大きな病気を抱えていたわけでもなく、亡くなった当朝も施設の職員さんとやりとりをして...