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新学期が始まります。 3/31も4/1も、同じ一日ですが、こうして「節目」を作ることで、初心を思い出し、心機を一転する意味では、先人の知恵のありがたさを感じます。 ただし、『進むべき方向が誤っ...
私たちは「お布施」と聞くと、反射的に「金品」を連想します。 間違いではないけれど、本来の意味はもっと広範に及びます。 例えば 表情で相手を和ませる「顔のお布施」 荷物を取ってあげる「身体の...
「尊いものを、尊いと思えるその心が、尊い」 数年前に出会った言葉です。 もう少し古文調だったと思い、調べましたが、忘れました。 仏さまは尊くない!という人はほとんどいないと思いますが、 ...
声明(しょうみょう)の稽古をしています。 簡単に言うと、「仏さまのメロディー」です。 先日、NHK『新日本紀行』(←クリック)が放送されまして、42年前の放映の後、10分ほど師匠ら「大原魚山塾...
↑先年8/2に往生しました前々坊守・児玉直子おばあちゃんは、本当に手先の器用な人で、いろいろな作品を残しました。その中の一つ、「千代紙のお雛様」です。よくみると顔がありません。しかし不思議なことに、表...
(御当家の猫もお参り…) これからお勤めしようというときに、窓の外に猫がスッと座ったので、笑いました。 「『人間の動物園』を観に来てるんです」 と娘さん。 この視点は面白いです。 ほ...
昨年は、前々坊守(8/2)前住職(9/24)を送りまして、寺がバタバタしました。 それに引きつづいて、私の実家の母が11/22に亡くなりました。70歳でした。 詳細は別の機会に譲りますが、最近...
(法事で「いろんな宗派があるね」という会話から、ゴールはどこや?!となりまして…) 仏教のゴールは「成仏」です。 仏に成ることです。 仏とはどんな存在か。 それは「慈悲」と「智慧」をコ...
「浄土」は「ピュア・ランド」と英訳されます。 このように他国の言葉で翻訳すると、意味がわかりやすいことがあります。 ピュアとは「純粋な・混じりけの無い」です。 混じりけとは「私の欲・煩悩...
ホウキギが赤くなってきました。 「コキア」といいます。 小さな粒状の実は、「畑のキャビア」「マウンテンキャビア」の異名を持つ「とんぶり」として秋田名物になっています。 (秋田・大舘のとん...
「ごうてんじょう」。一般には社寺の建築様式に見られ、天井様式にある「真・行・草」の簡略序列のうち、最も格式高い「真」にあたるものとされています。 福泉寺に入寺した2010年、私が最も虜になったの...
(法事の後。片づけを終えた仏間の格子窓から光が漏れていました。幻想的です) ブッダは、目が見える(五感が冴えている)ことは迷いの種であると説きます。 これについては日常、お参り先で難聴や白...
(朝日新聞朝刊10/4より) 子どもたちに作曲に指導をする記事です。 作曲家の藤倉大さん。 指導、と書きましたが、基本的に「指導しない」というスタンスだそうです。 極力助言を控え、また...
(朝日新聞10/8朝刊1面) 10/7、たまたまテレビをつけたら「長崎くんち」を生中継していました。気が付けば、家族で釘付けになって観ていました。 「長崎くんち」は1634(寛永11)年に...
「けつじょうのしん」 と読みます。 阿弥陀さまのお心を、素直に受け入れることができていること(状態)を指します。 言い換えれば、「疑いのない」姿です。これと似ている表現で、「疑わない」となる...