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尊いものを尊いと思う心…

2024年03月18日 05時06分 いい話 仏教 日誌 読む

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「尊いものを、尊いと思えるその心が、尊い」

数年前に出会った言葉です。
もう少し古文調だったと思い、調べましたが、忘れました。

仏さまは尊くない!という人はほとんどいないと思いますが、

では、尊いので毎朝、心を込めて手を合わせます、とはならないですね。

写真の方は、数年前にご主人を送ってから、ときどきこうして親鸞さまのお花をお供えして、ろうそくに火を灯し、ねんごろに合掌して帰られます。境内にご主人のお墓があるので、「ついで」かもしれませんが、どちらでもいいです。

「ときどき」と聞くと、たいていは「気分次第」「ゆとりのあるときだけ」と思われるかもしれませんが、
その方の身体の具合などを知っているので、そんな風には微塵も思いません。

私は本堂の縁側から、特に声がけすることもなく、その方が手を合わせるタイミングに合わせ、座って待っていましたが、冒頭の言葉を思い出して目頭が熱くなってしました。

(いま記事を書いていて気がついたのですが、核家族・親と同居しない、ということの弊害は、これだったのですね。「仏壇があるから、おっけー。」は間違いなわけです。さりとて今更同居は勧めませんし、私のように親を送った人ならば、せめて「一生懸命生きた姿」を思い出す、ということが大切なように感じました。)