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汝の汝。

2022年07月05日 05時50分 読む 日誌 仏教

汝の汝。の画像

本堂の阿弥陀さん目線でカメラを向けると、このように映りました。
先の方に山門が見えます。つまり、山門で合掌されたとき、ちゃんと阿弥陀さんと向かい合っているよ、ということです。

このあたりの構造をきちんと計算して本堂が建っていることを思うと、先人の知恵は本当に素晴らしいと思います。 


さて、汝(なんじ)の汝(なんじ)。
簡単に言い換えると「あなたから見たあなた」。
つまり「わたし」です。

自己評価としての私の姿は実は全体の一部に過ぎないのだよ、というのが仏教の視点です。ですから、親鸞聖人は自らを悪人と名乗られたのですが、これも悪人と悟ったのではなく、阿弥陀さんに知らされた(気づかされた)名乗りです。

汝の汝。
家族や友人から見た私も、否定の余地なく、私なのです。
いかがでしょう。