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慧雲師。

2021年12月15日 05時06分 いい話 日誌

慧雲師。の画像

寺から歩いて1分もかからない家に、とんでもないものがありました。

「正信偈首句
 帰命無量寿如来
 遺弟慧雲謹写」

遺弟とはお釈迦様の弟子である、という名乗りです。
慧雲は、前田慧雲師のことでしょうか。
幕末、三重県桑名の学僧です。(前田慧雲←クリック)

ちなみに安芸にも「慧雲師」がいます。
こちらは江戸中期の大僧侶です。(参考←クリック)

ご当家は前田師との口伝でありましたが、
可能性としては安芸のほうかもしれません。
どちらでもすごいモノです。
家宝にしてください。

ところで、この「慧雲師」の額がなぜここにあるかというと、
福泉寺のお説教のために、ご当家に宿泊された、というのです。
わたしはこの事実を寺宝にします。