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子どもさんに先立たれた方の話です。
「まさか」と思うのは、思い違いで、
いつでも目の前に直面していることだと思いました。
お寺に参られたご両親のことを思い出すと
今でも胸が詰まる思いがします。
いつでも私達の身の上に起こることは、
順縁も逆縁も
健康も病気も
貧も富も
一切の努力の甲斐なく、実に“でたらめ”の世の中です。
自分の努力で、健康や富を獲たと思われている方は、
勘違いをしているか、思い上がりです。
決して個々人の努力を否定するものではありません。
末通らないのです。
願い続けているからと言って、叶う世の中ではないのです。
こんなでたらめの世の中にあって、
法然聖人、親鸞聖人は「平等」を説かれました。