恩。
2021年12月10日 04時15分
仏教
日誌
「恩」は大きな布団「口」に子どもが「大」の字になって寝ている姿に、心を付けた漢字だそうです。
インドの古代語では「クリタ・ジュニャーナ」。
意味は「なされたことを知る」だそうです。
昔、梯実円和上が
「過去は変えられます。過去に起きたことは変えられないけれど、それをどう受け止めるかによって、過去の風景が変わります」
とおっしゃいました。
耐え難い過去の出来事も「それがあったことで今の私がある」とうなづけたら、現在ばかりでなく、過去にも未来にも光が差すというのです。
先日の墓勤めでお話したことです。
お若い方が頷かれていました。