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心の真ん中に、何を置く?

2024年04月01日 04時26分 仏教 日誌 読む

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新学期が始まります。
3/31も4/1も、同じ一日ですが、こうして「節目」を作ることで、初心を思い出し、心機を一転する意味では、先人の知恵のありがたさを感じます。

ただし、『進むべき方向が誤っていなければ』、の話ですが…


仏教は「私が仏に成る」ことを目標にしています。
仏は「慈悲」と「智慧」の完成者です。

「慈悲」は「人を泣かさない生き方」です。
「智慧」は「見返りを求めない生き方」です。

仏教は「この2つこそ、命あるものにとって最も尊ばれれる生き方」と定めています。

「○○になりたい」「○○を実現したい」「○○を手に入れたい」と思った時に、お釈迦さまが
「それ、いいね。頑張ってね。そのときに、ちょっとこのことも思い出してみてね」

と、肩を叩いてくださっている、と感じてみてください。

(ちなみに、心の真ん中に置いているものを、宗教の世界では『本尊』といいます。「お金教」「自分教」…いろんな宗教がありそうです)