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ここにも踊念仏。知らなんだ。

2022年06月07日 01時07分 仏教 日誌 読む

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香川の同級生がお父様を亡くされたというので、飛んでいきました。

同県綾歌郡綾川町に滝宮(たきのみや)という道の駅がありました。
ぼーっと歩いていたら「念仏踊り」と説明があったので思わず一枚。


そうだ、讃岐の国は法然聖人がご流罪にあわれた場所だったんだ。
時宗の一遍上人然り、念仏はやっぱり「踊る」なぁ。

何が嬉しくて躍るのかと言えば、「仏に成らせてもらう」のが嬉しいのです。でも私たちは、仏に成らせてもらう喜びよりも、お金がたくさん手に入る喜び、病気が治る喜び、大切な人に出逢える喜びの方が大きく感じます。ひょっとしたら、比較すらしないかも知れません。

棺桶に納まる時には全部手放していくのに、です。だから聖徳太子は「世間虚仮、唯仏是真(せけんこけ、ゆぶつぜしん。この世のことはみなそらごとです。その中にあって、ただ仏さまだけは私を虚しい気持ちにはさせないお方だ)」とおっしゃったのですね。

私も踊ってみたい。