福泉寺 福山 浄土真宗 http://fuku-fukusenji.jp rss, feeds, in, php copyright:fukusenji (福泉寺 福山 浄土真宗 ) 心の真ん中に、何を置く? https://fuku-fukusenji.jp/blog/194.html 新学期が始まります。3/31も4/1も、同じ一日ですが、こうして「節目」を作ることで、初心を思い出し、心機を一転する意味では、先人の知恵のありがたさを感じます。ただし、『進むべき方向が誤っていなければ Mon, 01 Apr 2024 04:26:38 +0900 ブログ ギブ&テイク https://fuku-fukusenji.jp/blog/193.html 私たちは「お布施」と聞くと、反射的に「金品」を連想します。間違いではないけれど、本来の意味はもっと広範に及びます。例えば表情で相手を和ませる「顔のお布施」荷物を取ってあげる「身体のお布施」相手ファース Mon, 25 Mar 2024 04:40:58 +0900 ブログ 尊いものを尊いと思う心… https://fuku-fukusenji.jp/blog/192.html 「尊いものを、尊いと思えるその心が、尊い」数年前に出会った言葉です。もう少し古文調だったと思い、調べましたが、忘れました。仏さまは尊くない!という人はほとんどいないと思いますが、では、尊いので毎朝、心 Mon, 18 Mar 2024 05:06:30 +0900 ブログ 声明(しょうみょう) https://fuku-fukusenji.jp/blog/191.html 声明(しょうみょう)の稽古をしています。簡単に言うと、「仏さまのメロディー」です。先日、NHK『新日本紀行』(←クリック)が放送されまして、42年前の放映の後、10分ほど師匠ら「大原魚山塾」の取り組み Mon, 11 Mar 2024 21:41:15 +0900 ブログ おひなさま3つ。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/190.html ↑先年8/2に往生しました前々坊守・児玉直子おばあちゃんは、本当に手先の器用な人で、いろいろな作品を残しました。その中の一つ、「千代紙のお雛様」です。よくみると顔がありません。しかし不思議なことに、表 Mon, 04 Mar 2024 05:10:17 +0900 ブログ 私は何者 https://fuku-fukusenji.jp/blog/195.html (御当家の猫もお参り…)これからお勤めしようというときに、窓の外に猫がスッと座ったので、笑いました。「『人間の動物園』を観に来てるんです」と娘さん。この視点は面白いです。ほんと、どっちが「自由」を手に Sun, 03 Mar 2024 12:23:10 +0900 ブログ バッドエンドで終わらせない https://fuku-fukusenji.jp/blog/189.html 昨年は、前々坊守(8/2)前住職(9/24)を送りまして、寺がバタバタしました。それに引きつづいて、私の実家の母が11/22に亡くなりました。70歳でした。詳細は別の機会に譲りますが、最近、感じている Wed, 28 Feb 2024 20:23:28 +0900 ブログ 仏教の“ゴール” https://fuku-fukusenji.jp/blog/187.html (法事で「いろんな宗派があるね」という会話から、ゴールはどこや?!となりまして…)仏教のゴールは「成仏」です。仏に成ることです。仏とはどんな存在か。それは「慈悲」と「智慧」をコンプリートした姿です。「 Fri, 20 Oct 2023 08:28:05 +0900 ブログ ピュアランド https://fuku-fukusenji.jp/blog/185.html 「浄土」は「ピュア・ランド」と英訳されます。このように他国の言葉で翻訳すると、意味がわかりやすいことがあります。ピュアとは「純粋な・混じりけの無い」です。混じりけとは「私の欲・煩悩」です。煩悩とは「自 Thu, 19 Oct 2023 23:54:38 +0900 ブログ ホウキギ https://fuku-fukusenji.jp/blog/183.html ホウキギが赤くなってきました。「コキア」といいます。小さな粒状の実は、「畑のキャビア」「マウンテンキャビア」の異名を持つ「とんぶり」として秋田名物になっています。(秋田・大舘のとんぶり紹介はこちら)こ Wed, 18 Oct 2023 23:50:56 +0900 ブログ 格天井 https://fuku-fukusenji.jp/blog/182.html 「ごうてんじょう」。一般には社寺の建築様式に見られ、天井様式にある「真・行・草」の簡略序列のうち、最も格式高い「真」にあたるものとされています。福泉寺に入寺した2010年、私が最も虜になったのはこの格 Mon, 16 Oct 2023 23:47:18 +0900 ブログ 暗さの効用。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/181.html (法事の後。片づけを終えた仏間の格子窓から光が漏れていました。幻想的です)ブッダは、目が見える(五感が冴えている)ことは迷いの種であると説きます。これについては日常、お参り先で難聴や白内障などの「聞く Sun, 15 Oct 2023 23:46:18 +0900 ブログ みんな天才 https://fuku-fukusenji.jp/blog/176.html (朝日新聞朝刊10/4より)子どもたちに作曲に指導をする記事です。作曲家の藤倉大さん。指導、と書きましたが、基本的に「指導しない」というスタンスだそうです。極力助言を控え、また現場では音楽教師、家庭で Wed, 11 Oct 2023 16:15:03 +0900 ブログ お寺が祭りに関わることの可能性について考える https://fuku-fukusenji.jp/blog/180.html (朝日新聞10/8朝刊1面)10/7、たまたまテレビをつけたら「長崎くんち」を生中継していました。気が付けば、家族で釘付けになって観ていました。「長崎くんち」は1634(寛永11)年に始まった祭りで、 Tue, 10 Oct 2023 13:29:30 +0900 ブログ 決定の信 https://fuku-fukusenji.jp/blog/179.html 「けつじょうのしん」と読みます。阿弥陀さまのお心を、素直に受け入れることができていること(状態)を指します。言い換えれば、「疑いのない」姿です。これと似ている表現で、「疑わない」となると、これは「状態 Mon, 09 Oct 2023 13:28:52 +0900 ブログ 法事の意味 https://fuku-fukusenji.jp/blog/178.html 先日、お母さまの33回忌の法事を本堂で勤めました。読経の前に、お参りなされた80代のご夫婦に以下の事を訊きました。「お母さまの法名をそらで(何も見ずに)言えますか?」答えはNO。おそらく多くの方が、ご Sun, 08 Oct 2023 13:27:22 +0900 ブログ おかえり https://fuku-fukusenji.jp/blog/175.html 9/23。お彼岸法要のために「ウエルカムボード」を用意。小2の長男に「書いてみて」と頼む。文言は二人で相談して「おかえり」に決定。9/24。前住職往生。深夜に病院から帰ってきた前住をストレッチャーに移 Fri, 06 Oct 2023 15:48:46 +0900 ブログ 駅家仏教会の研修 https://fuku-fukusenji.jp/blog/174.html 年に1度実施されます「駅家仏教会」の研修がありました。駅家仏教会は、文字通り、駅家町にある仏教寺院から構成されています。真言宗・曹洞宗・浄土真宗と、「異宗派交流」の格好の機会です。今回の研修は、岡山県 Thu, 05 Oct 2023 13:52:06 +0900 ブログ 尊号について https://fuku-fukusenji.jp/blog/157.html この地域では、葬儀の際にお棺の中に「尊号」を入れます。中身は「南無阿弥陀仏」です。いつでもどこでも阿弥陀如来と一緒だよ、ということを、残された私たちも改めて確認しようというものです。オフダのように、こ Sun, 09 Oct 2022 04:44:10 +0900 ブログ 他力本願について https://fuku-fukusenji.jp/blog/153.html 今年のプロ野球セ・リーグは広島、巨人、阪神が、自力でクライマックスシリーズに進めなくなったことをうけて、「他力本願シリーズ」という言葉が飛び交っているようです。他力本願は浄土真宗の大切な言葉。「他力本 Tue, 27 Sep 2022 07:35:26 +0900 ブログ お彼岸法要がありました https://fuku-fukusenji.jp/blog/151.html 昨日、本当に久しぶりの法要がありました。法要は「法座」とか「お座」とも言います。私がいつも感激を込めて思うのは、皆さまがご自身の意思で参っておられる、ということです。法事も意思といえばそうかもしれませ Sat, 24 Sep 2022 08:00:00 +0900 ブログ カッサをしてもらいました https://fuku-fukusenji.jp/blog/150.html 首元の赤は、けがや病気の症状ではありません。友人の奥さんが、マッサージの一環で「カッサ」を施してくれました。(カッサとは←クリック)ちなみに、左側の首筋も同様に擦ってくれましたが、少し赤くなっただけ。 Thu, 15 Sep 2022 04:02:54 +0900 ブログ 地元の中学生がお寺について調べに来ました https://fuku-fukusenji.jp/blog/148.html 学校の「総合的学習」の内容が寺社の調査だったらしく、近所の中学生が訪問してくれました。事前の電話、日程の調整から当日の質問など、一貫して丁寧な言葉遣いをしており、十分に研修を受けて臨まれたのだろうと、 Wed, 07 Sep 2022 12:59:23 +0900 ブログ 「仏の三身」 https://fuku-fukusenji.jp/blog/137.html 娘の部屋に入ってみたら、仏さまの写真が貼ってありました。カレンダーを切り取って、大切に保管しているようです。ちょっとおかしくて微笑ましい一面です。さて、こんな仏さまがどこにあるのかという話ですが、仏教 Wed, 20 Jul 2022 06:38:37 +0900 ブログ 手入れ。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/132.html お盆参り中に、スズメが水遊びしているところを見つけました。順番待ちをしているような姿もかわいかったです。今年も暑いよね。鳥が水浴びをする理由は、羽についた汚れや寄生虫を取り、また体温を下げるためだそう Thu, 14 Jul 2022 06:01:18 +0900 ブログ いただきもの。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/129.html この言葉を著された大峯(おおみね)顕(あきら)先生は、続けてこうおっしゃっています。「この命は私の中で動いているけれども、私の所有物ではないんです。たまわった命です。誰のものでもないというのは、如来の Sat, 09 Jul 2022 04:35:13 +0900 ブログ 足を思う。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/128.html ほとんど毎朝、親鸞聖人のお花を綺麗に入れてくださる方が声を掛けてくださいました。とはいっても、この暑さも相まって、ご自身のお身体のこともあって、最近久しぶりに再会したところです。「今の掲示板の言葉は、 Fri, 08 Jul 2022 05:14:34 +0900 ブログ 汝の汝。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/123.html 本堂の阿弥陀さん目線でカメラを向けると、このように映りました。先の方に山門が見えます。つまり、山門で合掌されたとき、ちゃんと阿弥陀さんと向かい合っているよ、ということです。このあたりの構造をきちんと計 Tue, 05 Jul 2022 05:50:10 +0900 ブログ 差別というものの実体 https://fuku-fukusenji.jp/blog/124.html 「差別」。これほどに歴史を重ね、議論しつくした(答えが出ている)にもかかわらず、今なお鮮度の落ちない言葉も珍しいと思います。なぜ鮮度が落ちないかというと、私の心に「定住」しているからなのですね。私たち Sun, 03 Jul 2022 05:50:40 +0900 ブログ 7月号出来ました。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/127.html 7月号(第109号)仕上がりました。永六輔さん、森繁久彌さん懐かしいな。昔は音楽でも舞台でも、「味わう」ことが出来たように思います。今は何でしょうね。「消費する」という感じでしょうか。チャンネル権争い Sat, 02 Jul 2022 04:44:16 +0900 ブログ あたりまえの「逆転」。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/121.html 以下、今月の掲示板「6月の法語カレンダー」に添付した写しです。「今朝、目が覚めた」ことを、あたりまえのように過ごすなら、特別な感情を抱くことはありません。ちょっと不可解でしょうが、阿弥陀さまが「私」を Thu, 30 Jun 2022 05:29:25 +0900 ブログ 「本堂」という空間。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/120.html 先の日曜朝、娘も久しぶりに皆さまと朝のお勤めをしました。読経後、大の字になって寝ころんでいる姿を、ご門徒さんが「いいなぁ」と喜んでくれました。私も「すみません、行儀が悪くて」というのも、なんかなぁ、と Thu, 23 Jun 2022 05:02:22 +0900 ブログ ここにも踊念仏。知らなんだ。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/112.html 香川の同級生がお父様を亡くされたというので、飛んでいきました。同県綾歌郡綾川町に滝宮(たきのみや)という道の駅がありました。ぼーっと歩いていたら「念仏踊り」と説明があったので思わず一枚。そうだ、讃岐の Tue, 07 Jun 2022 01:07:02 +0900 ブログ 6月号出来ました。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/108.html ホームページのアップが滞っていてすみません。お寺は元気です。いつでも遊びに来てください。さて今月号は、新宿区の牛込第二中学校の松澤亮校長先生の、とある日の朝礼の原稿を転載いたしました。ご許可を頂戴すべ Wed, 01 Jun 2022 05:04:56 +0900 ブログ 雨土となれ。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/103.html ある席で総代さんと法座のご講師が話をしていました。内容は聞こえませんでしたが、ご講師の「蝉に生まれたくないでしょ?」とおっしゃったのだけはクリアに聞こえました。蝉だって一つの命。いや蝉の方が蝉を全うし Sun, 02 Jan 2022 09:30:49 +0900 ブログ 幸せの土台 https://fuku-fukusenji.jp/blog/98.html ご門徒さんとおしゃべりをしているうちに「そうなのか」と思ったことをまとめてみました。左は「幸せな人生」は「健康であること」が土台にある生き方です。健康であるならば、あらゆる「苦」の侵入に対して、跳ね返 Sat, 25 Dec 2021 05:04:48 +0900 ブログ 今週末は厳しそうです https://fuku-fukusenji.jp/blog/97.html 「欲深き 人の心と 降る雪は 積もるにつけて 道を忘れる」(高橋泥舟)高橋泥舟(でいしゅう)は、幕臣の山岡正業の次男に生まれて、母方の実家高橋家をつぎました。妹の英子の夫が無血開城の立役者である山岡鉄 Fri, 24 Dec 2021 04:48:47 +0900 ブログ 伝統を考える(後編) https://fuku-fukusenji.jp/blog/95.html 最終回は「仏教の伝統」です。昔、京都におられる声明(お経)の師匠から聞いた話です。鹿児島に出張した折に、近隣在住の教え子たちが集まった。久々の再会を喜び、酒席で談話が始まった。教え子たちは口々に「どう Wed, 22 Dec 2021 04:34:04 +0900 ブログ 伝統を考える(中編) https://fuku-fukusenji.jp/blog/94.html 「父は新しいことばかりやっているイメージが強いかと思いますが、実は無類の古典好きです」そうおっしゃったのは、歌舞伎役者の故・十八代目中村勘三郎氏のご子息である六代目勘九郎氏と七之助氏です。テレビでは、 Tue, 21 Dec 2021 04:21:08 +0900 ブログ 浄土真宗はロックだ。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/96.html 今日は一周忌のご法事がありました。ご家族のほとんどが遠方のため、初めてお会いするご家族もありました。その中に、50代くらいミュージシャンがおられました。ジャンルはロック。その世界では超有名人でした。年 Mon, 20 Dec 2021 05:05:59 +0900 ブログ 伝統を考える(前編) https://fuku-fukusenji.jp/blog/93.html 2004年にニューヨークでの歌舞伎公演を成功させた故・中村勘三郎氏と一緒に活動したのが、舞台演出家の野田秀樹氏です。先日NHK特集でその時の様子が放送されました。彼が「伝統は面白い。面白いから伝統にな Mon, 20 Dec 2021 04:45:19 +0900 ブログ 真宗に年賀欠礼は不要。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/91.html 先日の報恩講での、ご講師の話にありました、「年賀欠礼は不要」についてですが、ご紹介されたハガキの原文を一部修正して掲載します。迎春旧年中のご芳情にたいし 謹んで厚く御礼申し上げます。昨年は○月に母が、 Fri, 17 Dec 2021 04:49:02 +0900 ブログ 不可思議の世界へ。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/90.html 朝6時。辺りはまだ闇に覆われていて、明かりのスイッチまでは、目が慣れるまですり足です。このシーズンは、朝7時に登校する娘がホッカイロを取りに本堂へ入ってきます。今朝は、玄関前でふと「ホッカイロを玄関に Thu, 16 Dec 2021 04:32:24 +0900 ブログ 火宅無常。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/87.html 「火宅無常(かたくむじょう)」という言葉をご存知でしょうか。「火宅」はこの世のことです。「無常」は永久に不変不滅のものは存在せず、すべては変わり続ける、ということです。なぜこの世を「火宅」というかとい Sun, 12 Dec 2021 05:36:40 +0900 ブログ 頑張る。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/86.html 先日、小学4年の娘の「校内マラソン大会」がありました。普段の練習では1番だったそうですが、本番では3位。久々に現場で応援出来ました。以下、私の気づきです。ああいう、本人たちが一生懸命な状況では、やっぱ Sat, 11 Dec 2021 04:07:40 +0900 ブログ 恩。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/85.html 「恩」は大きな布団「口」に子どもが「大」の字になって寝ている姿に、心を付けた漢字だそうです。インドの古代語では「クリタ・ジュニャーナ」。意味は「なされたことを知る」だそうです。昔、梯実円和上が「過去は Fri, 10 Dec 2021 04:15:48 +0900 ブログ アイラブユー。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/83.html 先日お墓でお勤めした時のこと。ご当家の墓には「南無阿弥陀仏」と銘じられていました。お勤めの後こんな話をしました。「みなさん、お孫さんが『おばあちゃん、これどういう意味​​​?』って聞かれたら答えられま Thu, 09 Dec 2021 05:48:34 +0900 ブログ 拍手こそが https://fuku-fukusenji.jp/blog/82.html 先日の報恩講は盛況でした。ご講師によるご法話が終わった時、拍手が起こりました。この拍手こそ、私たちのすがたそのものなのです。つまり、「いい話だった」「役に立つ話だった」という、私の価値観を中心に見たも Wed, 08 Dec 2021 05:29:44 +0900 ブログ 報恩講 https://fuku-fukusenji.jp/blog/81.html 12月5日は報恩講でした。多分掃除は全部できたと思うけれどこんなに椅子を用意しても、どのくらいのお参りがあるかは、いつも分かりません。不安を顔に出さないように今年はコロナの影響で「手作りの『おとき』」 Tue, 07 Dec 2021 23:07:11 +0900 ブログ 12月号できました。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/80.html 「寺報」ページよりお入りください。先月号までの分は「寺報」⇒下部「さかのぼる」へお入りください。子どもさんに先立たれた方の話です。「まさか」と思うのは、思い違いで、いつでも目の前に直面していることだと Sat, 04 Dec 2021 19:52:32 +0900 ブログ おしょうね。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/73.html 今日は本当に色々ありました。ある人に誘われて毎月「市民大学の古典文学」に参加しています。月替わりで色々な作品(源氏物語、太平記、風土記などなど)に触れさせてもらうのですが、今月は『雨月物語』でした。こ Thu, 11 Nov 2021 04:32:41 +0900 ブログ 目には見えないけれど https://fuku-fukusenji.jp/blog/71.html 5/22の日誌に載せた田植え時の女の子のところの田んぼを、再び通りかかりました。残念ながらお会いすることはできませんでしたが、こうして刈られたあとの風景を見ながら、「元気でやっているのだな」と感じ入る Fri, 05 Nov 2021 05:12:46 +0900 ブログ 聞く、ということ。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/69.html 続けて葬儀がありました。先月100歳の誕生日を迎えた方でした。生前の穏やかな人柄は、死も穏やかだったようです。特に大きな病気を抱えていたわけでもなく、亡くなった当朝も施設の職員さんとやりとりをしていた Tue, 26 Oct 2021 06:45:41 +0900 ブログ 思い込み。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/65.html 「のうこつぼ」の増設が決まり、設置予定場所にあるギンモクセイを根こそぎ伐採することになりました。秋の香りを取り除くのにはいささか抵抗を持ちつつ、いざ伐採。素人ながら、根っこが現われるまで何とか掘り返し Thu, 21 Oct 2021 05:19:09 +0900 ブログ ポケット法話。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/63.html 緊急事態宣言中は、本当に人に会うことが出来ませんでした。この間に私が試みた主要なものは、①花壇、菜園の造成(ほとんど手伝っていただいて)②駐車場の拡張事業③ホームページ、公式LINEの設立④マンション Tue, 19 Oct 2021 05:07:54 +0900 ブログ 娘と自由を考える。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/57.html 「朝稽古に行ってみようかな…。」来春まで剣道教室を休むことになった娘がつぶやきました。ある先生から声を掛けられ、未知なる世界に興味があるものの、剣道の稽古はどこへ行っても基本的にしんどいものなので、身 Fri, 15 Oct 2021 05:44:05 +0900 ブログ 墓の習合論。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/58.html 先日、私の親ほどのご年齢のご夫婦が来寺されました。九州・熊本のお墓を福山のどこかのお寺に移設したいとのことでした。写真はそのお墓です。立派なお墓です。その地域では一般的なサイズだそうです。お墓と言えば Fri, 15 Oct 2021 05:12:33 +0900 ブログ 荷物をたくさん抱えているなら https://fuku-fukusenji.jp/blog/53.html およそ「学校」と呼ばれる所は、様々な知識と技能を身に付けて、いわゆる「賢くなって」卒業します。お寺の本質は、この逆です。垢のように身を覆う、「私中心の価値観」を外すのです。学校は足し算、お寺は引き算。 Sat, 09 Oct 2021 12:20:29 +0900 ブログ ほんとうにほしいもの https://fuku-fukusenji.jp/blog/36.html 息子が幼稚園から絵本を借りてきました。(クリック)名もなき一匹の野良猫が名前を持っているネコたちとの出会いを続けていく中で自分に名前がない、名前が是非ともほしいと思うのですが、自分が欲しかったのは名前 Mon, 07 Jun 2021 07:48:24 +0900 ブログ ハタ坊のおでん https://fuku-fukusenji.jp/blog/44.html 朝のお勤めの時に『ハタ坊のおでん』という歌の歌詞を紹介しました。ドリアン助川氏(←クリック)の作です。皆さんと「これまでの人生の歩み」を振り返りまして、うん、その通りだね、とうなずき合いました。「サン Sat, 05 Jun 2021 04:59:51 +0900 ブログ 鬼の子守歌 https://fuku-fukusenji.jp/blog/31.html 阪田寛夫作詞、中田喜直作曲の『鬼の子守歌』です。 鬼が島の鬼の子はやっぱり夜ふけに泣くのですこわいよ かあちゃん桃太郎がきたよはちまきしめてのぼりもたててガッパ ガッパ ガッパ ガッパ海からきたよねん Fri, 04 Jun 2021 00:34:59 +0900 ブログ 魚山声明 https://fuku-fukusenji.jp/blog/30.html 去年の12月、出稿いたしました。出稿先は「ドラゴンジャーナルonWeb」です。いわゆる備後の青年僧侶の会です。「一般向け」に書きました。ご笑覧ください。(ここをクリック)言いたいこといっぱいあるけど・ Thu, 03 Jun 2021 23:56:14 +0900 ブログ 勝林院一千年紀 https://fuku-fukusenji.jp/blog/34.html 2013年10月19日は、私の僧侶人生のハイライトでありました。今もなお「原風景」として深く胸に刻まれています。京都・三千院の奥にある勝林院が開創されてちょうど1000年の年にあたり、日本中の各宗派が Tue, 01 Jun 2021 16:45:04 +0900 ブログ 1冊本堂に置いておきます。 https://fuku-fukusenji.jp/blog/29.html まずは本の紹介です。熊本日日新聞社で社会部長、論説委員や役員を歴任した著者が、70歳で浄土真宗本願寺派僧侶を育成する中央仏教学院(京都市右京区)の通信教育を受け、新型コロナウイルスの影響で得度式の延期 Mon, 31 May 2021 23:19:22 +0900 ブログ 中心に置くもの⑤ https://fuku-fukusenji.jp/blog/28.html これまで、私の「中心に置くもの」について話してきました。あたらめて、私の中心とは何でしょうか。物質の運動には「軸」があるように、また物事には「本質」があるように、私たちの命、生き方にも「本尊」がありま Mon, 31 May 2021 22:43:31 +0900 ブログ 中心に置くもの④ https://fuku-fukusenji.jp/blog/25.html 「本尊」ということばを聞いたことがあると思います。辞書には「本尊」=「神仏」とありますが、もう少し掘り下げてみます。本尊は略称です。正式には「根本至尊(こんぽんしそん)」と言います。 ①根本・・・その Sun, 30 May 2021 11:00:08 +0900 ブログ 中心に置くもの③ https://fuku-fukusenji.jp/blog/19.html 内陣(本堂の奥、仏さまのいらっしゃる場所)の両脇に、畳の間があります。「余間(よま)」と言います。向かって右側を「右余間」といいますが、今から数年前「左余間」に名称変更されました。どういうことかお分か Fri, 28 May 2021 23:32:18 +0900 ブログ 中心に置くもの② https://fuku-fukusenji.jp/blog/18.html 歌手の松田聖子さんが、1997年のユニマットのCMに出ていました。上にあがるエレベーターが開くと、自分のオフィスが広がります。コーヒーを入れてパソコンの画面を見ながら、子どもの声に微笑む。そこで本人の Thu, 27 May 2021 23:04:46 +0900 ブログ 中心に置くもの① https://fuku-fukusenji.jp/blog/15.html 私の師・大八木正雄先生の言葉、「生活の中心に仏さまを置く」ことと「仏さまを中心にした生活をする」ことは 180°異なる。この違いは何でしょうか。分かりにくいかもしれません。別の例を挙げてみましょう。「 Thu, 20 May 2021 06:15:53 +0900 ブログ お寺のホームページをつくりました。(ご案内) https://fuku-fukusenji.jp/blog/10.html 長らくお待たせいたしました。いよいよホームページ開設です。当ホームページの目的は3つです。ひとつ目は「1対1で仏さまと向き合う場を提供する」ことです。そのために「お寺の掲示板」「お寺の新聞」「ブログ」 Sat, 01 May 2021 17:08:31 +0900 ブログ